節句における礼儀|披露宴にて:格別な引き出物を調達しておきましょう

披露宴にて:格別な引き出物を調達しておきましょう

節句における礼儀

子供

節句とは

日本における節句とは、伝統的な年中行事を行う季節の節目にあたる日を指します。一年のうち毎年固定された日取り、1月7日(人日)、3月3日(上巳)、5月5日(端午)、7月7日(七夕)、9月9日(重陽)を五節句と呼んでいます。そのなかでも特に、子供が生まれて最初に迎える特定の節句は「初節句」と呼ばれています。男子であれば端午の節句、女子であれば桃の節句です。親類縁者などを招き、子供に陣羽織を着せ、五月人形や雛人形を飾り、子供たちの健やかな成長を願って催しを開く、というのが一般的な形になります。初節句を祝ってもらう立場であれば、相手を祝いの席に招いてもてなす事が「お返し」となります。しかし、中には事情によって祝いの席に出席できず、お祝いの品を送ってくださる方もいます。その場合には、それに対するお返しが別に必要です。品物や値段に関しての決まりはありませんが、相手の好みに合わせた物や、記念に残せる物が定番ですね。節句飾りと子供を一緒に撮った写真などは特に喜んでもらえます。直接お祝いの言葉を伝えられない分、写真やメッセージで近況を伺えるというのは嬉しいものですよね。

内祝いとは

お祝い事のお返しと聞くと、「内祝い」という言葉を連想する方も多いでしょう。初節句に限らず、最近では同じ場面で混同して使われるようになりましたが、この二つは本来別の意味をもつ言葉です。お返しとは、言葉の通りお祝いしてくださった方へ送るお礼の気持ちです。一方、内祝いとは、お祝い事のある家庭が、その幸せをご近所や親類縁者など親しい方々と分かち合うために送る気持ちの事。お返しが受け身で用意するものであるのに対し、内祝いはお祝いを頂いていない方へ用意するものも含みます。初節句のお礼の場合はお返しに分類されますね。つまり、お返しは「渡す」もの、内祝いは「配る」ものなのです。どちらの場合でも、相手の方へ気持ちを伝える手段であるという点に変わりはありません。大切なのは真心です。